任意整理と特定調停の違い

 任意整理と特定調停の違い

 

債務整理手続きのなかには、任意整理と特定調停という手続き方法があります。これらはその他のふたつの手続き(個人再生・自己破産)とは違い、裁判所が法律に従って判断を下して認可するものとは違い、あくまで債務者(借金をしている者)と債権者(貸し主)同士が協議を行って借金の返済条件を変更するというものです。

 

任意整理と特定調停は性質上似た点が多いのですが、違いもあります。今回は、あなたが債務整理を行うにあたってより適切な方法が選べるように、任意整理と特定調停の違いについて情報をまとめて詳しく解説していきます。

 

 任意整理と特定調停の違いを分かりやすく

 

まずは、任意整理と特定調停の共通点と違いがある部分を分かりやすく把握しましょう。

 

◇共通点

  • 債務者と債権者の協議により解決方法を求める
  • 弁護士が代理人として交渉することができる
  • 利息制限法に基づく引き直し計算を行う
  • 申立てと前後して債権者からの取り立て、督促ができなくなる

 

◇任意整理のみの特徴

  • 裁判所は関与しないため、民間の和解協議となる
  • 弁護士に依頼をしない場合、有効に協議を進められない可能性が高い
  • 過払い金の返還請求についても同時に行うことができる

 

◇特定調停のみの特徴

  • 裁判所が調停委員会を組織し、公正中立な立場で調停を行う
  • 裁判所が協議の場を提供する
  • 弁護士に依頼しない場合でも、任意整理よりは協議を進めやすい
  • 過払い金の返還請求を同時に行うことは非常に困難である
  • 調停が成功した場合、調停調書が作成され、裁判の判決と同等の効力を有する

 

 任意整理と特定調停のどちらかを選ぶ際のポイント

 

債務整理をする場合に、任意整理と特定調停のどちらにするかを選ぶ際の大きなポイントは2つあります。ひとつは、費用の面。任意整理は弁護士への依頼がほぼ必須ですので、費用は大きくなります。特定調停の場合は、もともと任意整理における債務者の負担を減らすために作られた制度のような面がありますので、費用を抑えたい場合には最低限の負担で行うことができます。

 

もうひとつは、過払い金返還請求が必要かどうかという点。過払い金の発生がほぼ確実であるならば返還請求を同時に行うことができる任意整理を選んだ方が有利です。過払い金が発生しない時期の借金であることが確実なのであれば、任意整理を無理に選ぶ必要もなくなります。
債務整理をする際にどちらか迷ったならば以上の2点を基準に考えると良いでしょう。

 

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